今は仕手株ではない

井筒屋の動きを見ていると、去年は一日だけの一発高
が多かった。


金のあるところが一日だけ動かして遊んでいた。いわ
仕手株の出来損ないのような動きであった。こうい
うときは必ずといってよいほど、売り残が膨らんだ。


だいたい240円ぐらいになると高所恐怖症のように、
すぐに200円近辺に下がってきた。


年末ぐらいになって動きが変わってきた(和田栄一氏
の名前が出てきたころからか)。


上がり方に余裕が出てきた。無理に上げているという
ような感じではなく、自然に上げてきているような感
じである。


時々、大きい単位で不自然な成行買いが入っている
(その値段で買わなくても少し安い値段で買えるだ
ろうというような)。


まるで今日の値動きを見ているとわざと大きく上げ
ないような感じに見えた。


売り残も増えないし、仕手の上げ方とは違ってきて
いる。一気な上げ方はなくて、目だたたないように
に上がってくるような気がする。


今年の井筒屋に関しては、少し長めに持っていた方
が良いのではないか。


今の井筒屋に関して仕手株という見方は外れている
ような気がする。