時代錯誤の増し担保

東証は、投資家保護のための信用取引規制として今回の増し担保を
決定したわけであるが、投資家保護というものがわかっていないの
ではないだろうか。


たしかに今回の規制は、ガイドラインの1の(2)に沿って機械的
に出されたものであるが、そもそもそのガイドラインが必要だとは
思えない。


参照

http://www.tse.or.jp/guide/documents/guideline_shinyo.pdf

だいたい今の時代において、東証マザーズにおいて、わけのわか
らない会社を多数上場させて、しかも信用買いまで認めているの
に、一部上場企業の信用取引が加熱してきたからといって、増し
担保をする神経がわからない(しかも規制の出た日は、出来高
が前の日の半分ぐらいになっているのに)。

東証マザーズの信用買いを認めることのほうがよっぽど、投資家
を保護していないのだと思うのだが(笑)。

皆さんも東証が決めた事であるからしてしょうがないと考えるの
ではなく、電話なり、メールなりで苦情を言ったほうが良いと思
う。